大阪を最高に楽しめるゲストハウス

観光客は必見!?大阪城の見どころを徹底解説!

 
大阪城
この記事を書いている人 - WRITER -
ゲストハウスを運営するスタッフのひとり。頭脳明晰で豊富な知識を持ちます。様々なトラブルも冷静に対処するので、ゲストハウスMATSUの縁の下の力持ち。シャイなところもあるが、ツンデレで隠れファンも多いとか。

大阪の一大観光スポット

大阪城

「大阪城」

MATSUに泊まられたゲストの方々にも
大阪城への行き方を尋ねられることが多いです。

今回は、そんな大阪城観光のおすすめコースをご紹介します。

 

 

大阪城について

大阪城の一番の見所はズバリ「石垣」

「大坂城」は石山本願寺跡に、
かの豊臣秀吉が築いたお城です。
1585年に天守が建てられ、さらに15年をかけて
420万㎡とも言われる広大な城が作られました。

しかし、現存する大阪城は
秀吉が建てたものではありません

どういうことなのか!?

もともとの大坂城は、1615年の
「大坂夏の陣」で焼失しました。

大坂夏の陣

1620年に2代将軍徳川秀忠が
大坂城のあった場所に新たな城を築きます。
9年間、3期にわたる工事を経て、
1629年に完成したのが、2代目「大坂城」です。
天守ができたのは1626年の徳川家光の時代ですが、
落雷により1665年に焼失しています。

それ以降、天守を失ったままの状態が
長く続きましたが、1928年、当時の
大阪市長により
大阪城天守閣の復興計画
が始められます。

市長の呼びかけに賛同した市民から
150万円もの寄付金が集まりました。

当時の150万円は、企業物価指数をもとに
現在の貨幣価値に換算すると約7億円!!

これだけの金額が半年で集まったことからも
天守閣の復活がどれだけ望まれていたか
わかります。

工事は1931年(昭和6年)に完了し、
実に266年ぶりに3代目の天守閣が
作られました。

その後、「平成の大改修」と呼ばれる
改修工事を経て、現在の姿になります。

今、目にしている大阪城の姿は
豊臣秀吉が建てたものではなく、
その天守閣に至っては昭和以降に
大阪市民の手によって復興したものなのです。

つまり、江戸時代から残っているものは
「石垣と堀」

角石


石垣と堀に注目して見ていきましょう!

 

アクセス

大阪城公園はその敷地の広さから
最寄駅が複数ありますが、
よく利用される駅は3箇所です。

大阪市営地下鉄谷町線
谷町四丁目駅 1−B番出口

大阪市営地下鉄中央線
森ノ宮駅 1番出口

JR環状線
大阪城公園駅

 

おすすめコース

MATSUからのアクセスが良いのは
森ノ宮駅大阪城公園駅です。

大阪市営地下鉄一日乗車券
(エンジョイエコカード)
を使うと800(土日祝は600)円で
地下鉄が乗り放題!!

他の観光スポットも回りたい、
交通費を節約したいというゲストには
地下鉄での移動をおすすめしています。

エンジョイエコカードを使うと
乗車当日は大阪城天守閣の入館料が
10%OFFになります。
*2017年6月時点の情報です。
割引内容は変更になる場合があります。

そのため、今回は中央線森ノ宮駅から
スタートします。

まずは玉造門から大阪城を目指します。
左側の石段を登ると眺めが良いので、
体力に余裕のある方はぜひ!

左手に豊国神社(ほうこくじんじゃ)、
右手に空堀が見えてきます。

豊国神社の目印は、鳥居の前に立つ
豊臣秀吉の銅像。

秀吉像

この神社には豊臣秀吉と息子の秀頼、
弟の秀長が祀られています。

農民から天下人へと大出世した秀吉にあやかり、
出世開運のパワースポットとして有名です。

秀吉の馬印にちなんでひょうたん型の
お守りが売られています。
反対側の空堀は水の入っていない堀。
石の積まれている様子がよくわかります。

城が建てられた時から南半分の内堀は
水が入っていなかったと言われており、
その理由は今でもはっきりしません。

特に南側から見るこの場所は
大きな石がたくさん使われており、
立派な造りとなっています。

中でも石垣の端、丁寧に加工された
巨大な角石には高度な技術が感じられます。
天守閣に続く桜門に入る前に、
大手門からも石垣を眺めてください

石垣

芝生広場から見ると門を挟んで左と右で
石垣の積み方が違うことに気づくと思います。

右の方がきれいに積まれています。
これは石垣が作られた時期に違いがあるため。
比較的早い時期に築かれた左側と比べると、
石積みの技術が進歩していることが分かります。

来た道を戻って桜門をくぐると、
すぐ目につくのが「蛸石」
左下の模様が蛸のように見えるので、
蛸石と呼ばれるそうです。

蛸石

大阪城で一番大きい石で
表面積は畳36畳分重さ130トン

ピラミッドに使われる石は平均2トン、
大きなもので50トン程度なので蛸石が
いかに大きいかが分かります。

そのまま道なりに進むと
天守閣が見えてきます。

天守閣の入館料は大人600円ですが、
エンジョイエコカードを持っていると
540円で入館できます!

天守閣は、1階にお土産ショップ、
2階からはフロアごとに大阪城、豊臣秀吉、
大坂夏の陣などの解説・資料が展示されています。

8階が展望台になっており、エレベーターでも上がれます。
360度景色を見渡せるようになっており、
金の鯱もバッチリ見えます。

天守閣からの眺め

金の鯱といえば名古屋城が有名ですが、
金の鯱を最初に天守閣に載せたのは、
秀吉の大阪城だとも言われています。
(織田信長の安土城という説もあり)

天守閣を出たら、旅の思い出に
忘れずに写真を撮って帰りましょう!

極楽橋から望む天守閣が
絶好の撮影ポイントです。

極楽橋からの眺め

帰りは極楽橋を渡って時計回りで
玉造門を目指しましょう。

大阪城の東側には梅林が広がっており、
早春には100品種1200本を超える梅が楽しめます。

大阪城公園の梅林

いかがでしょうか?
混み具合にもよりますが、
所要時間は1.5時間〜2時間程度です。

大阪観光にはどこへ行くにも、
アクセス便利なMATSUをご利用ください。

この記事を書いている人 - WRITER -
ゲストハウスを運営するスタッフのひとり。頭脳明晰で豊富な知識を持ちます。様々なトラブルも冷静に対処するので、ゲストハウスMATSUの縁の下の力持ち。シャイなところもあるが、ツンデレで隠れファンも多いとか。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です