消防点検で安全チェック!「安心して泊まれるゲストハウス」に自信があります!
MATSUに泊まりに来てくれたゲストさんに、宿泊施設を選ぶ時は何を基準に決めるのかを尋ねると、「値段」「清潔さ」「立地」「口コミ」などを条件にあげる人が圧倒的に多いです。
もちろんチェックする上で大事なポイントですが、もうひとつの基準として見ていただきたいポイントがあります!
ゲストさんにとってとても大切なポイント!!
それは「安全性」です。
ゲストハウス松(MATSU)は、平成29年5月に新設した宿泊施設なので設備は全て新しく、現在の安全基準で許可を取りましたので、施設の「安全性」には自信があります!
「安全安心なゲストハウス」を継続していくために、ゲストハウス松(MATSU)では定期的な消防点検を受けています!
消防点検とは、消防用設備等を設置・点検することで、消防法により点検が義務付けられている施設も多いです。
デパート、ホテル、病院、飲食店、地下街、工場、事務所、倉庫、共同住宅、学校など
MATSUでは、火災報知器、消火器、誘導灯、避難器具のチェックをしてもらいました!
せっかくですので、先日行ったMATSUの消防点検についてブログを書きたいと思います。
火災報知器の点検
まずは「火災報知器」の点検をしました!
建物内にある、煙感知、熱感知の火災報知器に、特殊な器具(@20万円)で、煙・熱を当てて動作の確認をします。
感知して非常ベルが鳴れば問題なしという事ですね!
非常ベルの音は訓練でもドキッとします。
改めて聞くと、ちゃんと人が「ヤバイ!!!」と感じる音なんだなと思いました…。
そして、小学生の時に非常ベルを押すという度胸試しをしたことを思い出しました。(先生、本当にすみませんでした。)
間違って非常ベルを押してしまった際の止め方も教えてもらいました。
誘導灯、避難器具の点検
次に「誘導灯」「避難器具」の点検です。
誘導灯の動作をチェック。ちゃんとと点灯するか確認します。
そして避難器具の動作確認。
実際にロープを垂らして、どこにも悪い所がないかを確認します。
普段の掃除などではチェックする対象ではないので、チェック中は少し緊張します。
階段で出火した場合は避難器具を使い避難します。
器具の使い方もしっかり教えていただきました。
体にロープを通して固定し、その状態で降りていくそうです。
降りるスピードは機械が調整するので、上でロープを支えていなくても1人で降りていくことが出来ます。
もちろん、この機械の動作確認もします。
消火器の点検、消火訓練
最後に消火器の点検です。
使用期間が過ぎていないかのチェックします。
訓練用の消火器を使って、実際の消火訓練もありました。
消火器は、ピンを抜く→ホースを構る→レバーを握る、という順番で使います。
さらに出火場所から3メートル位離れて放水する必要があるという事も教えてもらいました。
学生時代に消化訓練がありましたが、やっぱり改めて学ぶ必要がありますね!
とても勉強になりました。
以上で消防点検は終了!!
ゲストハウス松(MATSU)の消防設備は全て問題ありませんでした。
ゲストハウスの消防点検の重要性を再認識
消防点検を見学させてもらいながら、気になったことを聞くことができました。
「消防点検を自分でも出来るのですか?」と聞いたところ、自分でするには資格が必要だとのこと。
消防点検に必要な資格は、「消防設備士」「消防設備点検資格」です。
それ以外にも点検の為の器具が必要になります。
先ほど火災報知器のチェック器具の金額を書きましたが、特殊な器具なので非常に高額です。
なので、自分でやる方は、ほとんどいないそうです。
ここ数年で訪日観光客がとても増え、それに合わせてホテルやゲストハウスなどの宿泊施設数がとても増えました。
また、民泊施設の件数もとても増えたので、消防点検で大忙しなのかなと思ったのですが、実際の点検件数は増えてはいないそうです。
その理由は、全ての宿泊施設が点検をしっかりとやっているわけではないそうだからです。
消防点検をしていなかった為に
- 避難口に荷物が置いてあり、ドアが開かなく逃げることができない
- 火災報知器が壊れていて作動せず、火事に気が付かず逃げ遅れる
- 避難器具が故障していて、地面に激突して大怪我を負う
など、点検していただいた業者さんが実際にあったことを話してくれました。
火事のニュースなどでそんな話しを聞きましたが、今回の消防点検を通じて身近に感じることができました。
消防点検をしっかりしていれば結果は変わっていたと思います。
どんな良いサービスもしても「安全性」が無ければ意味がありません。
今回点検した設備を使うことが無いに越したことはありませんが「備えあれば憂いなし」です。
今回の消防点検で、改めてゲストさんに安心して泊まっていただける事が何より大切なことだと思いました。
これからもゲストのみなさんが「安心安全に泊まれるゲストハウス」を目指して日々精進していきます!